天鼓鳴る 祭の中に 村歌舞伎
長野県大鹿村。
天空耕す寒村に歌舞伎あり。
舞台造りのために大工あり、小道具大道具の為に百の姓あり。
祭ありて仕事あり、祭は仕事の要のようだ。
(NHK小さな旅から)
# by tohisuyah | 2012-05-28 01:35 | 四季
江戸川に 家出ペンギン 迷い込む
南極から連れてきた水族館のペンギンも、ここではないどこかへと家出したのだろう。
若者の多くも、故郷を離れ都会へと出て行くが、結局難局メーテルリンク青い鳥。
# by tohisuyah | 2012-05-26 21:11 | 四季
百三十 九万キロの 日幅かな
太陽の直径が、ほぼ139万2020kmだという。
地球の直径は約1万2700キロだから、
100倍以上。
1億5000キロの彼方で燃えているから、
大日如来。
宇宙の果てを知った時が、この世の終わりかも。
# by tohisuyah | 2012-05-25 18:54 | 四季
細眉月 一万本の 薔薇の上
金環日食から二日目。
三ヶ月にもならない細い月が、西の空に浮んでいる。
光の筆で描いた眉のような月だが、見る人もなく、薔薇だけが見上げている。
# by tohisuyah | 2012-05-24 19:39 | 夏
雪渓も とけて雷鳥 衣替え
明日5月24日は、らいてう忌。
本名奥村明(ハル)。
婦人運動に捧げた「女の一生」。
昭和45年84歳で寂。
確かに、女性と靴下は強くなったが、母親となると、どうであろうか?
# by tohisuyah | 2012-05-23 23:29 | 四季
武蔵野や ジャックと豆の木 スカイツリー
神が創りしものと、人間が作ったものの相違と調和。
生き物と壊れ物の相違と調和。
人間が魂を込めて造ったものが、神社仏閣仏像のような調和を得て崇められる。
# by tohisuyah | 2012-05-22 11:12 | 四季
曼荼羅の まんまん中に 月の陰
日月地 一直線の 月曜日
お日さまや 月に変身 大騒ぎ
# by tohisuyah | 2012-05-21 11:09 | 四季
目に青葉 可部に亀あり 福王寺
# by tohisuyah | 2012-05-19 23:36 | 四季
山賊に 捕らわれ美味し 鳥の肉
# by tohisuyah | 2012-05-19 23:29 | 四季
山賊や お腹満賊 徹夜喰い
山口は岩国の山の中。
朝まで待たして接待する注文の少ないレストラン山賊の館あり。
# by tohisuyah | 2012-05-19 23:27 | 四季
草原を 金色の蛇 うねうねと
緑の原っぱを黄金の蛇が渡っていく。
生まれながらに黄金であるからには、錬金術の必要なし。
黄金の蛇の行き先は金環食の耳飾り。
# by tohisuyah | 2012-05-18 01:55 | 夏
巣づくりに 女王蜂が 迷い込む
グニュグニュと 下駄で踏まれし 百足かな
ゴキブリや 今年初見え 初ごろし
# by tohisuyah | 2012-05-17 01:53 | 夏
蛞蝓や その足跡に 虹の筋
渦巻きの 宇宙を背負う 蝸牛
昨今、ナメクジやカタツムリに出合ってない。
ゆっくり動くものは、大きくて重いものを背負っているかも知れないのに。
# by tohisuyah | 2012-05-16 09:18 | 夏
竜巻や 地震雷 天の声
地震雷火事親爺、天災・人災の来ない年はない。
貪り・怒り・無知の三毒をついてやってくる。
自然の猛威に勝るものはなし。
# by tohisuyah | 2012-05-16 03:38 | 四季
# by tohisuyah | 2012-05-14 22:00 | 夏
山青く 虹の錦の 雨あがり
「山のあなたの空遠く幸いすむと人の云う」
幸福は、皆が望むものながらデパートにも何処にも売っていない。
売っていないからには、買うものでなく、雨あがりの虹のような場所。
# by tohisuyah | 2012-05-13 21:56 | 四季
やっとかめ 観光好きの 尾張人
名古屋人は観光せずして観光する。
思案する検討する事を勘考すると発音するので、他県民は観光かと勘考してしまう。
営業マンにとって、カンコウされるのは、
美濃尾張。
# by tohisuyah | 2012-05-12 23:17 | 四季
夏が来て 磯の小島に 大亀ら
ビッグカメラがコジマを呑む。
日本人なら誰でも円を持っている。
円が少ないから供給不足で円高貧民。
円を大量に刷れば、円安富民となるか。
# by tohisuyah | 2012-05-11 22:25 | 夏
お日さまの ヒーター火を焚く 初夏の暖
梅雨の前、釜に点火して湯を沸かすように、
この時期、地球は水管ボイラーの炉筒の如し。
次の彼岸まで百花繚乱、生命の焚き火かな。
# by tohisuyah | 2012-05-10 22:25 | 夏
四迷忌や 浮雲巻いて ロシア風
明日10日は四迷忌。
「くたばってしめえ」をもじった二葉亭四迷(本名長谷川辰之助)。
1909年、露西亜からの帰途ベンガル湾の船上で客死(45歳)。
タイタニックより3年前の出来事。
# by tohisuyah | 2012-05-09 21:04 | 四季
田植時期 三原谷原 仏通寺
30年ほど昔、ルーツという映画があった。
美しい奴隷海岸の渚で、
繫がれた鎖を太陽に両手でささげたシーンが、十字架に見えて印象的だった。
俳優谷原章介・本郷船木・ルーツの旅。
(家族に乾杯から)
# by tohisuyah | 2012-05-08 19:58 | 四季
ゆらゆらと 瀬戸内海の サンセット
ゲルマンの 大移動より ゴールデン
我思う ゆえにフィロソフィ デカンショー
# by tohisuyah | 2012-05-06 19:26 | 四季
ゆらゆらと 陽の玉沈む 春の海
# by tohisuyah | 2012-05-06 08:14 | 春
いつか露 六日菖蒲の 恋のぼり
自然には時期があり、生物には寿命がある。
万物は、時間という乗り物で運ばれていく。
「この瞬間よ止まれ」は誰にも許されない。
# by tohisuyah | 2012-05-05 08:09 | 四季
さかり藤 薄紫の 家紋かな
日ノ本の、山はのぼり富士、花はさかり藤。
羽織袴に必ず付いていた家紋。
我が家はさがり藤。
昭和30年代の子供らは、盛んにワッペンを蒐集した。
今再び流行らせたし、自分というエンブレム。
# by tohisuyah | 2012-05-04 08:08 | 四季
生粋に ぺんぺん草は 屋根の上
豚はおだてても木には登れないが、人間社会の肥った豚は木に登る。
鳥に運ばれる種のようにその欲望に際限はない。
そして、やがてトンで火に入るバーベQ。
# by tohisuyah | 2012-05-03 22:57 | 四季
花の宴 雨一降りで さつき咲く
桑名の山林王。
雨一降りで数億円の儲けというのは昔のお話。
沈黙の春と喧騒の春。咲く花は何の為、それは神からの通信使。
# by tohisuyah | 2012-05-02 22:54 | 春
本川根 八十八夜 牧の原
メーデーや 山羊の鳴声 どこへやら
寄せ書きの 寿記念 白達磨
# by tohisuyah | 2012-05-01 22:10 | 春
金峰山 目と鼻の先 昇仙峡
山笑い 芽と花の咲く 身延山
八ヶ岳 甲斐駒ケ岳 甲府風
(ラジオ深夜便 山梨編から)
# by tohisuyah | 2012-04-28 23:37 | 四季
ヘラクレス ピンチディンプル 春の宵
弓月の少し先に宵の明星金星。
古代ギリシャは、オリンピックの最初の勝者ヘラクレスか、本朝は弓の名手八幡太郎為朝か。
春の夜空に生きている。
# by tohisuyah | 2012-04-27 23:21 | 四季
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