存在と線
2014年 06月 01日
六月の 朝のはじまり 日曜日
今朝の日曜美術館、熊谷守一(1880~1977)
中津川出身。
生きているものは、やがて死ぬが、
はじめから死んでいるものは死なない。
土に雨だれが落ちると、そこに窪みが出来て砂地があらわれる。
画家の目は、自らの動きを止めることで、
周りの小宇宙の動きに敏感になり、
シャッターを切る。
紫陽花も蟻も猫も水の如し、
自由な線で生かされる。
ベルナール・ビュッフェの激しい線もよいが、
熊谷守一の色を包んで、命を孕むかのような線図解こそ目出度い。
今朝の日曜美術館、熊谷守一(1880~1977)
中津川出身。
生きているものは、やがて死ぬが、
はじめから死んでいるものは死なない。
土に雨だれが落ちると、そこに窪みが出来て砂地があらわれる。
画家の目は、自らの動きを止めることで、
周りの小宇宙の動きに敏感になり、
シャッターを切る。
紫陽花も蟻も猫も水の如し、
自由な線で生かされる。
ベルナール・ビュッフェの激しい線もよいが、
熊谷守一の色を包んで、命を孕むかのような線図解こそ目出度い。
by tohisuyah
| 2014-06-01 01:53
| 夏