盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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一掬の水

行く年の すくいし水は 菊の水

中国の猩々も日本の養老も、孝行息子は、酒を求めて富貴となり多喜となるが、雄略天皇の御代に、本巣郡の多度山から、白頭の父親のため、薬の水を汲んでの帰りがけ、一匹の大蛇に出くわし、世の中で一番嫌いなものを問われ、「小判」と答えたら、大蛇はその口から山のような小判を口から吐き出し、親孝行の若者は、萬歳の道を帰ったという。
水の出口を蛇口という所以である。
行く年の年忘れの宴も、景気の蛇口を捻る儀式だった。

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by tohisuyah | 2008-12-04 11:11 | 四季