盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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1.11 航海忌

正月や 死者のビル街 泊港

昔なら、松の内10日に生まれ、松の内11日に亡くなった父の今日が誕生日、明日命日。
めでたくもあり、
めでたくもなしか。


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# by tohisuyah | 2016-01-11 19:50 |

大発会。

申年の 大発会に 祝儀なし

互例会やら初詣やらで、ホテルや神社は大忙し。
さぞかし今年の景気は右肩上がりと思いきや、日経平均は、580円ほど下落の大発会。
このところ、20000円と18000円のボックス相場で餅つき相場とも云えなくないが、このもみ合いからどっちに放れるかが分かれ目。
世の中に、賞味期限切れの資本が、仰山存在する事こそ不景気の温床。
一億総活躍より福沢諭吉総活躍が先手必勝かな。

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# by tohisuyah | 2016-01-04 19:53 |

お正月。


チャージして お釣りいらねえ 気前良さ

日本や 箱根駅伝 走り初め

正月に 久方ぶりの 丹前を


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# by tohisuyah | 2016-01-01 19:53 |

お題 人

暗がりに 人人人の 初詣

与える力は集める力となり、集める力は豊かさを培う土壌となる。
御賽銭に願いを載せて破魔矢を放つ。
新しい事、楽しい事、素晴らしい事に人は関心を持ち、寒い時には温かいものに、暑い時には冷たいものに人は集まる。
よって戦争は反対、
平和は賛成する力が正義。

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# by tohisuyah | 2016-01-01 01:45 |

極月

冬の空 過去から使者が やってくる

夢か現か?
脳みその奥にインプットされた光景が、時間の浪間を浮き沈みする。若い頃見た初老の人に自分が近づいている。
あの老人は果たして、将来の自分だったのか?
それとも、記憶のシュレッダーから逃れた、只の他人様の映像に過ぎなかったか?
過去も未来も、現在を境に夢うつつ。

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# by tohisuyah | 2015-12-01 20:18 |

アンゼルセン(1805~1875)

ピースツリー 凍てつく空も 寒くない

ヒロシマの平和大通りに冬が来た。
平和なればこそ飾られるイルミネーション。
戦火に喘ぐ空の下には、マッチ売りの少女。

21世紀の冬にも、国を追われた難民の子らは、寒空の下で震えている。


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# by tohisuyah | 2015-11-27 18:33 | 四季
神島の 潮騒とどけ 豊饒祭

益荒男が たばさむ太刀の 鞘鳴りに 幾とせ耐えて
今日の初霜 (三島由紀夫 辞世の句)
45年前の昭和45年の今日。
45才の三島由紀夫が市ヶ谷にて自刃した日。
健在なら卒寿であるが、老醜を嫌った三島には思いもよらぬ高齢化社会に檄を飛ばすか。
当時20歳の小生も現在65才。
三島由紀夫より20年も年を食ったか。

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# by tohisuyah | 2015-11-27 18:21 | 四季

勤労感謝の日。

啄木や 寂しき街の 雪明り

最果ての駅に降り立ち 雪明り寂しき街にあゆみ入りにき
(石川啄木)
啄木の時代は、「働けど働けど我が暮らし楽にならず、じっと手を見る」ほどの貧しい日本だった。
「働かざる者食うべからず」とは、昔は貴族や大地主等を指したが、現在その意味合いは違って「一億総活躍時代」。
不労所得者が勤労者に優先する時代は、「一億総下流時代」「一億総中流時代」が懐かしい。

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# by tohisuyah | 2015-11-23 22:12 | 四季

金剛力士。

北の湖 パンと刹那の 猫だまし

千秋楽を待たずして、北の湖理事長は逝ってしまった。
北の湖が名横綱たる所以は、強い上に記憶力の良さである。
あらゆる取り組みを、明快に分析する能力が、白星最短距離の技を育んだに相違ない。
関取薄命の中、還暦披露の赤い横綱を張れたのは幸いだった。
名横綱は死して木鶏となり、国技たる相撲道を照らすか。

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# by tohisuyah | 2015-11-23 20:50 | 四季

平和の証明。

ゼット機や 雲量ゼロを 一文字

雲ひとつない秋の空。
一粒の銀色に輝くジェット機が、一直線のシュプールを描く。
平和な空は、戦争の空に優る。
「天から悪魔が降ってくる」
地上は、地獄。
丸腰の市民を、無差別に乱射する地上も地獄。

あなたは強い。
ただ、あなたより弱いものより強いだけ。
あなたは弱い。
ただ、あなたより強いものより弱いだけ。

三角形の二辺は、他の一辺より長く、その内角の総和は180度の一直線。
∵よって「積極的な平和」は、戦争には消極的でなければならない。

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# by tohisuyah | 2015-11-21 22:20 | 四季

色葉匂えど散りぬる奥

憩うよう 安芸の宮島 もみじ谷

♪ 下紅葉 夜の間の露や染めつらん 朝の原は昨日より 色深き紅を分けゆく方の山深み げにや谷川に風の懸けたる柵は 流れもやらぬもみじ葉を 渡らば錦中絶えんと 先ず木の下に立ち寄り手て 四方の梢を眺めて 暫く休み給えや ~ (謡曲 紅葉狩)

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# by tohisuyah | 2015-11-13 14:44 |

能因芭蕉。

もみじ葉を あつめて錦 龍田川

嵐吹く 三室の山の もみじ葉は
龍田の川の にしきなりけり
(能因法師 998~1050)
五月雨を あつめてはやし
最上川
(松尾芭蕉1644~1694)


能因も芭蕉も時代こそ違え、双方50年ほどの生涯。
よくぞ諸国行脚したものと、
自動車も新幹線も飛行機もない時速1里の時代に。

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# by tohisuyah | 2015-11-09 15:53 |

千秋楽。

千秋の 夢の目覚めの 今朝なれば

今日が、昨日の続きならば変哲もなし。
今日が、十年前の明日ならば、びっくりポンや。
今日が、百年昔の明日ならば、お伽噺の夢百話。
今日が、千年万年億年の明日ならば、
千秋楽萬歳楽不可思議。
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# by tohisuyah | 2015-11-06 16:56 |

空のダム

ノートルの鐘の音響く秋の空

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# by tohisuyah | 2015-11-03 18:38 |

さざれ石

月や 時の骨格 さざれ石

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# by tohisuyah | 2015-11-03 18:36 |

天智天皇(626~671)

秋の田の 刈り穂の庵 露にぬれ

秋の田の かりほの庵の とまをあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ
(中大兄皇子)
藤原鎌足と結び、蘇我入鹿を倒し大化の改新。
近江に遷都とともに即位、天智天皇となる。

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# by tohisuyah | 2015-10-28 20:49 |

春日節

春日なる 三笠の山の 八郎忌

ラジオ深夜便、春日八郎(大正13年10月9日~平成3年10月22日)
別れの一本杉(昭和30年)・お富さん(昭和29年)・山の吊り橋(昭和34年)
・赤いランプの終列車(昭和27年)・ロザリオの島(昭和39年)etc.の曲が夜のしじまを破って、昭和へと誘う。

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
(安倍 仲麿)

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# by tohisuyah | 2015-10-24 07:24 | 四季

耳鼻咽喉科

丹桂や 花から鼻へ 金木犀

「百聞は一見に如かず」からテレビジョンが世界を網羅する。
ところが、目に見えない存在は画像を結べない。
グルメ番組で、その味を伝えるのは至難の業である。
香りもしかり、鼻センサーで感じたものを他者に伝えるには、経験則と想像力に頼るしかない。
電波画像で占拠された現代人の頭脳は、見えない領域が疎かになり、神をも畏れぬ偽装疑惑紛争戦争で余白のない映像を受信し続けている。

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# by tohisuyah | 2015-10-21 20:35 |

政治の模範堂 ムヒカ。

薔薇にトゲ  ムヒか赤チン  遠い空

ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ。
大仏次郎のパリ燃ゆを読んだのが18才の頃。
コミンテルンのブランキ18年も投獄された事に驚いた。
ムヒカ氏も13年、マンデラ氏は35年、レジスタンスで投獄された者、枚挙に暇なし。
歴史は思想を楯に分配を争って来た。
「18才の選挙権」学生運動のない現在の若者は、何思う。

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# by tohisuyah | 2015-10-17 09:04 | 四季

赤バット軍団。

川上の 滝に阻まれ 鯉流れ

黒田がカープに復帰した時には、今年は優勝かと期待したが、昨夜その夢は断たれた。
なにしろ、打たないことには勝てない。
ボールが止まって見える目を養い、赤ヘル軍団が赤バットを振れば、全員が川上哲治となる。
打撃神様の揃い組ならば、来年の優勝・・・間違いなし。

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# by tohisuyah | 2015-10-09 08:49 | 四季

路傍の意思。

イタドリや 花九十食いて ほくそ笑む

ラジオ深夜便、今日の花暦はイタドリ。
痛みを取る薬草との事。
鼻糞丸めて萬菌丹。
団塊の幼少期は、道端ストアの、野いちごやスカンポから、桑の実、ザクロ、びわ、イチジクなど、直に口にしたので、免疫体質なのかも知れない。
未だに、イチジクやらびわは、買ってまで食おうと思わない。
今度会ったら子や孫に、花九十食った経験の有無をアンケート。

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# by tohisuyah | 2015-10-05 08:49 |

月の細道。

徒然に スーパームーン 玉勝間

鎌倉時代、兼好法師の見た名月から700年。
江戸中期、蕪村や本居宣長の見た月から200年。
世にスーパースターは数あれど、スーパームーンは、昨夜の月。
悠久の時を刻みながら、東の空から西へと渡って行った。
「雲の峰 幾つ崩れて 月の山」(奥の細道)。
芭蕉も登った月山。
いつか 月山の頂にて、
月光に包まれるのも一考かと。

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# by tohisuyah | 2015-09-29 21:09 |

Legend

そういえば 広島太郎 秋深し

坂東太郎は利根川だが、広島太郎は太田川の異名ではない。
竹中直人を温和にした風貌で、派手なボロを着込み、その上に空き缶を鈴なりにまとうという、謂わばひとりゴミ屋敷の出立で流川の歓楽街や、八丁堀、紙屋町、大手町の繁華街に出没し、昭和の終わり頃には、広島一の有名人とまで称されたが、近頃とんと見なくなった。
東北の「仙台四郎」のような「繁盛の神様」の後継者に疲れて、
普通の高齢者に戻ったか?

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# by tohisuyah | 2015-09-25 23:04 |

或る阿保の一生

国会を 色なき風の 吹き渡る

戦後70年間の平和。
世界の平和記録も徳川時代のたった260年。
人間に生死があるように、国家にも生死あり。
戦争に舵をきった時が、平和国家の終焉である。
昔、安保という名の男がいた。
初対面の人は気を使って、あんぽさんですかとか、やすほさんですかと言ってくれるが、あほと申しますと笑っていた。
2015安保法案成立。
戦争にベクトルをとれば、あほ法案に様変わり。

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# by tohisuyah | 2015-09-19 08:51 | 四季

天憂神恕

秋風や 仏の原に 袖の露

日常は穏やかな清流も、水爆弾が破裂すると鬼の形相の鬼怒川。
常総線のそばに水海道。
名は体を表すは、先人の戒めか?
森羅万象、草木国土悉皆、仏の原。
やがて、草堂の露となる。
九州では、阿蘇山の噴火。
標高1592米、世界最大級のカルデラは、有史以来50回以上の噴火とある。
観見法界、生きている。

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# by tohisuyah | 2015-09-16 18:12 |

Emblem

秋の海 砂に描いた エンブレム

2020年の東京五輪エンブレムが、白紙撤回との事。
佐野研二郎氏のデザインが、ベルギーの劇場ロゴマークに酷似していることから、疑惑が広まった。
幾何学的に申せば、合同と相似の条件からして、限りなく黒に近いと証明される。
団塊世代としては、自動車の落葉マークが気になる頃だが、「老人であーる」ということで、Rを二個重ねたエンブレムを老人マークにすれば格好よしだが、ロールスロイスからクレームがありや否や

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# by tohisuyah | 2015-09-03 01:23 |

流れ川

失念や 忘年会を しなくとも

年を重ねると、脳味噌に経験と記憶が刻まれていく。
若さが死滅すると皺が増え、美しさを失うとシミとなる。
何か常なる明日香川昨日の淵で今日は瀬となる(古今集)。
芸も味噌もある芸州は流れ川で、一年のフォーマット。

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# by tohisuyah | 2014-12-13 11:46 |

紫電改の鷹

鷹の目や 紫電一閃 富士に雪

NHK二夜連続ドラマ「撃墜」。
団塊少年時代の「紫電改の鷹」という漫画を思い出す。
ドイツのメッサーシュミッツ、イギリスのスピットファイアーを凌ぐ日本の名機零戦。
アメリカの蚊とんぼグラマンを蹴散らす撃墜王の視力は3、0。
夜、何時間も星をみて鍛えたという。
紫電を改良した紫電改。
急上昇急旋回で敵機の背後に付く性能は、終戦間際であった為、活躍の機を逸す遅れてきた戦闘機だった。
あれから70年。
空から降るのは、雨や雪。
爆弾降らすな銭降らせ!

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# by tohisuyah | 2014-12-13 11:39 |

猩々

年の瀬に 亀齢を飲んで 萬年壽

♪御酒と聞く~名もことわりや北風の 吹けども吹けども 更に身には寒からじ~著せ綿を温めて酒をいざや酌まうよ~

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# by tohisuyah | 2014-12-08 11:29 |

大雪

年賀状 年に一度の 書道かな

大雪や 師走満月 トルコ石

午の後 羊が一匹 羊年 

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# by tohisuyah | 2014-12-07 11:25 |