盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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カテゴリ:秋( 254 )

色葉匂えど散りぬる奥

憩うよう 安芸の宮島 もみじ谷

♪ 下紅葉 夜の間の露や染めつらん 朝の原は昨日より 色深き紅を分けゆく方の山深み げにや谷川に風の懸けたる柵は 流れもやらぬもみじ葉を 渡らば錦中絶えんと 先ず木の下に立ち寄り手て 四方の梢を眺めて 暫く休み給えや ~ (謡曲 紅葉狩)

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by tohisuyah | 2015-11-13 14:44 |

能因芭蕉。

もみじ葉を あつめて錦 龍田川

嵐吹く 三室の山の もみじ葉は
龍田の川の にしきなりけり
(能因法師 998~1050)
五月雨を あつめてはやし
最上川
(松尾芭蕉1644~1694)


能因も芭蕉も時代こそ違え、双方50年ほどの生涯。
よくぞ諸国行脚したものと、
自動車も新幹線も飛行機もない時速1里の時代に。

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by tohisuyah | 2015-11-09 15:53 |

千秋楽。

千秋の 夢の目覚めの 今朝なれば

今日が、昨日の続きならば変哲もなし。
今日が、十年前の明日ならば、びっくりポンや。
今日が、百年昔の明日ならば、お伽噺の夢百話。
今日が、千年万年億年の明日ならば、
千秋楽萬歳楽不可思議。
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by tohisuyah | 2015-11-06 16:56 |

空のダム

ノートルの鐘の音響く秋の空

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by tohisuyah | 2015-11-03 18:38 |

さざれ石

月や 時の骨格 さざれ石

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by tohisuyah | 2015-11-03 18:36 |

天智天皇(626~671)

秋の田の 刈り穂の庵 露にぬれ

秋の田の かりほの庵の とまをあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ
(中大兄皇子)
藤原鎌足と結び、蘇我入鹿を倒し大化の改新。
近江に遷都とともに即位、天智天皇となる。

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by tohisuyah | 2015-10-28 20:49 |

耳鼻咽喉科

丹桂や 花から鼻へ 金木犀

「百聞は一見に如かず」からテレビジョンが世界を網羅する。
ところが、目に見えない存在は画像を結べない。
グルメ番組で、その味を伝えるのは至難の業である。
香りもしかり、鼻センサーで感じたものを他者に伝えるには、経験則と想像力に頼るしかない。
電波画像で占拠された現代人の頭脳は、見えない領域が疎かになり、神をも畏れぬ偽装疑惑紛争戦争で余白のない映像を受信し続けている。

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by tohisuyah | 2015-10-21 20:35 |

路傍の意思。

イタドリや 花九十食いて ほくそ笑む

ラジオ深夜便、今日の花暦はイタドリ。
痛みを取る薬草との事。
鼻糞丸めて萬菌丹。
団塊の幼少期は、道端ストアの、野いちごやスカンポから、桑の実、ザクロ、びわ、イチジクなど、直に口にしたので、免疫体質なのかも知れない。
未だに、イチジクやらびわは、買ってまで食おうと思わない。
今度会ったら子や孫に、花九十食った経験の有無をアンケート。

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by tohisuyah | 2015-10-05 08:49 |

月の細道。

徒然に スーパームーン 玉勝間

鎌倉時代、兼好法師の見た名月から700年。
江戸中期、蕪村や本居宣長の見た月から200年。
世にスーパースターは数あれど、スーパームーンは、昨夜の月。
悠久の時を刻みながら、東の空から西へと渡って行った。
「雲の峰 幾つ崩れて 月の山」(奥の細道)。
芭蕉も登った月山。
いつか 月山の頂にて、
月光に包まれるのも一考かと。

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by tohisuyah | 2015-09-29 21:09 |

Legend

そういえば 広島太郎 秋深し

坂東太郎は利根川だが、広島太郎は太田川の異名ではない。
竹中直人を温和にした風貌で、派手なボロを着込み、その上に空き缶を鈴なりにまとうという、謂わばひとりゴミ屋敷の出立で流川の歓楽街や、八丁堀、紙屋町、大手町の繁華街に出没し、昭和の終わり頃には、広島一の有名人とまで称されたが、近頃とんと見なくなった。
東北の「仙台四郎」のような「繁盛の神様」の後継者に疲れて、
普通の高齢者に戻ったか?

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by tohisuyah | 2015-09-25 23:04 |