盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah

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氷結譚

西宮 善を預かる 冷蔵庫

昨夜のNHK。
丸谷才一の「たった一人の反乱」と題して、雪印乳業の不正を告訴した西宮冷蔵のその後を物語った。
長いものに巻かれるのか、断るのか、神は大小さまざまな試金石を仕掛けていて、西宮冷蔵の水谷洋一社長は、いばらの道を選んだようであった。

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by tohisuyah | 2008-07-31 09:47 | 四季

雪隠の饅頭

油断にて 大演習も 昼寝かな

油の高騰で、自衛隊の大演習は中止だそうな。
ロンメル将軍の戦車団も燃料不足で立ち往生したが、いかなる武器も油が切れると役たたずである。
それにしても、石油メジャーは、先物で大儲けのサヤを反映せず、何故卸値をあげるのか?
これでは雪隠の饅頭と批判されても仕方ない。

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by tohisuyah | 2008-07-30 14:47 | 四季

放水路

洪水が 石橋洗う 浅野川

「風楼に満ち 山雨来たらん」
福井で突風が吹いてテントを飛ばした後に、山雨が洪水を起こし、金沢の浅野川が氾濫した。
堅固な石橋も流される寸前。
石橋を叩いても渡らぬかつての銀行も、寒ぷらいむローンの大洪水。
堤防は大丈夫だろうか?

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by tohisuyah | 2008-07-29 21:54 | 四季

溶融点

燃ゆる夏 八幡の鍛冶屋 火事となり

燃えるものの無い、鉄ばかりの製鉄所が火事になるとは、風が水を呼び、水が火をおこしたということか?
考えるだけでも、焼けたフライパンのように熱い夏の出来事である。

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by tohisuyah | 2008-07-29 21:50 |

藍より青く 朱より赤く

空青く 入道雲 もくもくと

落日の 雲のカーテン 赤々と 

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by tohisuyah | 2008-07-28 11:04 |

マネキン時代

髭剃りの すっぱい臭い 汗の味

電気カミソリでヒゲをあたっていると、真夏だけのすっぱい臭いが、プーンと漂う。
無臭時代に悪臭の生き残りを発見。
21世紀は人間臭さのない無臭人間の増産。
「お金を儲けることが悪いのですか」と公言したのがいたが、「人を殺して悪いのか」という人間の現れぬことを祈る。

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by tohisuyah | 2008-07-25 13:36 | 四季

地蔵盆

うなぎ屋の 土用の丑の 地蔵盆

今年の養鰻業は、欺瞞さめやらぬうちに土用の丑を迎える。
人間様の場合、黙って居れば日本人も中国人も見分けが付かないが、うなぎの場合中国産は、国内産と違ったおしゃべりでも舌のだろうか?
沈黙は金。明日は土用。
うなぎ受難の日。

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by tohisuyah | 2008-07-23 13:34 |

讃歩

はやい朝 時速4キロ 夏さかん

早朝、メタボ散歩がゾンビのようにちらほら、それでも普段は自動車を使うような距離を思ったより速く歩いている。
時速4キロの足力を確認するエコの夏。

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by tohisuyah | 2008-07-22 13:29 |

夏枯れや

夏枯れの 日本列島 夏休み

こんがりと体温を越える灼熱の夏。
暖房を効かせすぎの37.5℃。
この熱量をエネルギーに変換できぬかと思いつつ。
人間を月まで飛ばした現代人にしては、温暖化やら世界同時不況やらと、20世紀前半程度の問題につまずいてはいないだろうか。

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by tohisuyah | 2008-07-20 09:01 |

ビルの上のビール飲み

納涼の ビルの上には 風の友

涼を求め風を求めて、都会の屋上には仲間でいっぱい。
風は、海から山からたくさんの恵みを運んでくる。
順風満帆の大船に乗った如く、人はビルの上の甲板で、口角泡を飛ばす。

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by tohisuyah | 2008-07-19 22:54 |