盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah

<   2009年 02月 ( 21 )   > この月の画像一覧

現在七面

現在は 七面池か 三熱の

大原富枝の「婉という女」によると、幽閉した子供を能面をつけて育てると、心が破壊された廃人になると書いてあったと思う。
現在の子供らは、多角化した価値観のなかで、肉面の上に能面、またその上にパソコンまでかぶって世の中を覗いている。
人間は、笑うことは一人でも出来るが、喜びは一人では育たない。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-28 21:23 | 四季

言の葉の舞

林間に 二人静の オバマかな

プレジゼント・オバマの初の施政演説。
ジェット機を乗り回し、財テクに走って本業をつぶした、あかんたれの放蕩息子物語はお仕舞いにして、親の七光りを軽蔑したリンカーンと共に、太陽の七光りを人民に与える真摯な舞いを、今度は最期まで舞わせようと60%は思った筈である。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-26 10:39 | 四季

風車小屋便り

桜咲く 便りちらほら 届くころ

初めて買った小説は、小学5年の頃、ドーデーの風車小屋便りという、アルルの女などの詰まった短編集だった。
小生はその頃、風車小屋便りを風車小屋べんりと勘違いしていた。
春には、新しい芽がふき風に乗って、たよりが届く。
最近はそれがメールですぐさま届く。
確かに、便りは便利になったが、今の春、さみしさも便乗するのは何故だろうか?

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-25 22:22 |

それからのおくりびと

生きすぎと 95の春 悔やむ爺

円心坊の末裔、春一爺さん95歳。
雨にも負けず風にも負けず、戦争にも負けなかった気骨の爺さんが、95を境に弱気を吐く。
先に逝った奴が勝ちだと。
送る側の孤独を責めるように、人生の残りのフィルムをカラカラまわす。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-24 10:10 |

磯の水族館

逃げそびれ 岩場の汐の どんこかな
e0088158_10205039.jpg

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-22 10:14 | 四季

長の一念

不景気の 不を取り去れば 景気よし

景気不景気には、原因あり。
現状・マイナス・どうすれば・どんな効果・結びと言うのは、地獄の特訓。
不景気に遭遇した不運のトップを取れば、人変われば周りも変わる試しあり。
騙される人より、騙す人間が悪いに決まっている。
が、自己責任という言葉の悪用が、それをあやふやにし、悪がはびこる。
責任はトップにあり。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-21 21:57 | 四季

時代遅れの角砂糖

雪解けに はやく芽をだせ 蕗の塔

この10年。100年の計に始まった「100年は大丈夫の政策」の筈が、「100年に一度の大不況」にいつのまにやら衣替え。
流行ったのは尼寺ならぬ「100円ショップへ行け」。
安物買いの銭失いで、一億総貧困の格差社会。
人件費を安く買った大企業も銭失いとなりにけり。
世襲の弊害が世を襲う。
世襲議員は世襲党にまとめて、自民や民主党には不帰の党の法案は通過出来ぬものか。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-19 12:56 |

月桂忌

沈丁花 ロブグリエゆき 一周忌

1922.8.18生まれのロブ・グリエは2008.2.18に85歳で歿。
嫉妬をcmと音量で計った人。
見かけは集中しているようで、実はあっちこっちしている頭の宇宙を覗いた人の一周忌。
レジスタンス時代・・若者だったもう一人1926.9.24生まれのビュトールは、自ら描いた時間割の中の82歳。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-18 09:46 |

過去=現在=未来&無

白梅の 白より淡し なごり雪

白梅の命も短いが、降る雪もはかない。
人の世もそうしたものかも知れないが、ありもしない永遠を溜めようとする。
数え切れない遥かなものを永遠とすれば、永遠は砂漠の砂にも似て、仰ぎ見る宇宙の無数の星さえも、未来でなく過去のものと言えなくもない。

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-17 23:22 |

春一番

水仙を たおりし風や 越前岬

梅が枝の はるか彼方に 京の風

足摺の 岩に砕ける 波しぶき

[PR]
by tohisuyah | 2009-02-14 15:35 |