盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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甘露法雨

満帆に 潮風うけて 民主丸

鎮守にて みんみんみんと 蝉の森


天は、霊薬の甘露の雨を降り注ぐが、それを生かすも捨てるも、人間の受けて次第で、掌(たなごころ)で受ければ良し、手の甲では、すべりて悪し。

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by tohisuyah | 2009-08-31 13:40 | 四季

筺の水

首筋に 夏の残党 かたみ汗

「嬉しげに君が頼めしことの葉は かたみに汲める水にぞありける」(後撰集)
戦い終わって日が暮れての豆腐屋の一日ではないが、筺に残る水と漏れる水。
国政を占う選挙最終戦はいかに。

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by tohisuyah | 2009-08-29 22:17 |

暑秋

一票を 期日前にと 秋の風

たおやかな 早池峰山は 額の中

しじまさく 汽笛一発 夜明け前

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by tohisuyah | 2009-08-29 00:14 |

落日燃ゆか

過渡期にも 間に合わぬ香の かぼそさよ

遅れてきた少年や宴のあとの、あとの祭。
全盛期の後先。
一日にも午前午後の上り下り。
昼下がりからつるべ落としの落日まで、秋の日足は短し。

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by tohisuyah | 2009-08-27 23:16 | 四季

北風が来たか

新型の インフルエンザ 容赦なく

風邪にまで新型とは?
いろんな新型があるものだが、夏の甲子園球児まで襲った、新型インフル。
北風が吹きすさぶと、どれほどの猛威を振るうのか?
いかな軍事力をもってしても、未だ冬将軍には、敵わぬ北里にコッホコッホ。

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by tohisuyah | 2009-08-26 22:29

シャドー

影ながき 人日の命 短くて

洞窟のイドラから覗いた風景が、影の世界であって、実像は別にあるとすれば、地球は、争いごとを引き受けた、神々の代理としての創造物。
人類が、真のアタラクシアを得るには、カオスの創造主に影をかえすか、人間のロボとしての影を生み出すしかないのかも。

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by tohisuyah | 2009-08-25 23:57 | 四季

駱駝

サハラ(砂原)なる 鳥取砂丘は 砂のこぶ

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by tohisuyah | 2009-08-24 09:25 | 四季

癒しの秋

いわし雲 鯛やひらめの いぬ空に

必要なものと贅沢なもの、大事なものとめずらしいもの。
人間はともすれば、贅沢やめずらしいものに目を奪われる。
琴姫七変化では、七輪で焼いた鰯を食したいということで、将軍様が江戸城を抜出す場面があったが、飽きのこぬ秋空に、天高く舞い泳ぐのは、庶民のさかなだった。

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by tohisuyah | 2009-08-22 10:58 |

鉢の木コネクション

鉢の木や 源左衛門と 最明寺

植木の移し変えの蔡には、鉢を割らないようにするのが肝心である。
すなわち、土中に触覚のように伸びた小根が養分を吸い取り、木を肥やす。
骨太の大きな根っこだけで、生きている樹木のためしなし。
いざ鎌倉の平成ジャポンに、根無し草はびこるか。

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by tohisuyah | 2009-08-21 14:54 | 四季

嘔吐

マロニエの 根っこの意味を 知らずして

幹は天を目指し、根は地下を這っていく。
レジスタンスの時代、公園のベンチのそばのマロニエの根っこのグニュグニュを見たときに、ロカンタンは吐き気をもよおす。
地下組織が地表に姿を現すグロテスク。
今も昔も、地殻変動の有事に必ずや登場する様々なグニュグニュ。

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by tohisuyah | 2009-08-20 08:53 | 四季