盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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釧路湿原

鶴の舞う 下に亀あり 釧路かな

さいはての駅に降り立ち 雪明り寂しき町に入りにき(啄木)
昨日が去り、今日が暮れるから明日がくる。
鶴は千年、亀は萬年。
ヒトはせいぜい百年。
霊長だのと威張っても、当分鶴亀には及ぶまい。

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by tohisuyah | 2009-09-30 18:35 | 四季

玄海菩薩

夕焼けは 玄界灘の まっかっか

昭和45年、帆柱山をのぞむ玄界灘の船上でみた夕陽は、空を半分以上真っ赤に染めて、七色綾なす圧巻絵巻をみるようだった。
それ以後は、茫洋とした時間を失い、暫しキョトンと致す夕焼けにお目にかかっていない。

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by tohisuyah | 2009-09-29 11:15 | 四季

おくりびと

たっぷりと 暮れゆく秋を おくるチェロ

弦楽八重奏、バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバスによるモーツァルトの調べ。
第九がくる前の秋の夜長。

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by tohisuyah | 2009-09-28 10:17 |

梅花流

バイカモの 揺れる湧き水 柿田川

霊峰富士山の恵み、清流柿田川。
もともと、清く美しい地球環境を、汚染したのも科化学なれば、元に戻すのも科化学。
エコ科学エコ経済で、大掃除こそ梅花流詠讃歌の教えかな。

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by tohisuyah | 2009-09-27 09:52 | 四季

照柿

秋ほむら ピッツバーグの 溶鉱炉

ペンシルバニア州ピッツバーグ 金融サミット。
脇役である金融が、仕手を演じる事によって生じた金融大不況。
鉄の町ピッツバーグだけに、大溶鉱炉で、金融不況を溶融できるや否や。

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by tohisuyah | 2009-09-26 09:50 |

望月望星

薄墨の 雲間の奥に 星ひとつ

湯船より 冴え渡る月 仰ぎみる

深奥幽玄 重雲良鑑 心髄万境転

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by tohisuyah | 2009-09-25 09:08 | 四季

秋の訪問者

飛蝗きて バタバタバッタと 跳んでいく

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by tohisuyah | 2009-09-24 23:42 |

芙蓉

五弁花の ピースサインの 芙蓉かな

朝白く、昼紅く、夕方ピンクの芙蓉の花は、指おりながら、日暮れと共にしぼんでいく。


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by tohisuyah | 2009-09-23 21:17 |

津和野は島根県

自転車は 津和野の秋を くぐりゆく

アンバランスのバランス、遠求心力にささえられて、自転車は行く。
山陰の中空都市津和野は、西周や森鴎外を生んだ町。
致知啓蒙・百一新論、舞姫・阿部一族を感じながら、これまた津和野が生みし画家・安野光雅の絵の中に迷い込む。

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by tohisuyah | 2009-09-22 16:59 |

ざくろ

実をつけて ここに居るぞと いう柘榴

普段は、こぶだらけの枯木のような柘榴が、いつの間にか、野球ボールほどの実を生らせている。
熟すと自らの硬い殻を破り、粒々の種子をむきだしにする。
すっぱくて甘味をさがすその味は、夕陽ヶ丘3丁目の子供時代にタイムスリップ。

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by tohisuyah | 2009-09-21 01:21 |