盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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風の記憶

老松を 風がさらいし だんご岩

子供の頃遊びしだんご岩も、いつしか風化して、重ね餅の形が、すっかり崩れている。
松が根の岩間を伝う苔筵も、ころげ落ちる時間のなかに消えてしまったようだ。

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by tohisuyah | 2009-10-29 12:55 | 四季

星ふる郷

ひろしまに 可部加計ありて 安芸もみじ

日は進み 月は歩みて 星は座す

人の影 前うしろにて 上下なし

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by tohisuyah | 2009-10-27 00:23 | 四季

猪突牡丹鍋

山荒れて 猪狩りの 秋の里

田舎では段々畑を継ぐものはなく、かつての耕作地は山となり、猪が増えている。
紅葉狩りの季節に、鉄砲パンパンの猪駆除とは、物騒であるが、アフガンやイラクの人間狩りより平和であるか。

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by tohisuyah | 2009-10-26 00:20 |

銀河鉄道

流星の はかり知れない 一直線

松の木ばかりがまつじゃない、寺に行くまでの時間を待つという。
オリオン流星群、23日AM5時、30分ほど夜空と睨めっこの末現われる。
三ツ星のそばを、あっというまの新幹線。
刹那(親指と人指し指をパチンとする65分の1の時間)さに至るまでの待ち時間は、永い。

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by tohisuyah | 2009-10-23 23:15 | 四季

干支

モウモウと 牧草をはむ 牛の群

「鶏口となるも牛後となるなかれ」とはどこへやら、このところの大不況で、学生の就活もよらば大樹の陰、超安定志向でテール好みの風潮。
丑年のことしもあと僅か。
牛も鶏も加工された肉との接点だけでは、人間の生きる免疫力も低下の一途か。

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by tohisuyah | 2009-10-22 08:46 | 四季

一期白書

流れ星 秋の夜空に 音もなし

百兆花 天の岩戸の 明ける秋

人生に 一度かぎりの 冴える秋

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by tohisuyah | 2009-10-21 15:48 |

川柳

水源に 財源つみし 八ッ場ダム

57年もかけて、日の目を見なかった八ッ場ダム。
雨は天からの授かりもの、ダムはその受け皿。
住民の声に「本当に必要なものだったらとっくに完成している筈」とあったが、これぞ天の代弁かもしれない。
決壊せずして決壊すべくダムの川流れかな。

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by tohisuyah | 2009-10-20 11:57

路傍探訪

散歩中 携帯響く 路傍の秋

片時も手放せなくなった携帯電話。
それにカメラまで搭載の利器。
どんどん小型化するものと大型化するもの、ミクロマクロの世界。
やがては、双方食い尽くされて常識化するのが文明とすれば、科学においての非常識さがしが、未来探訪。

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by tohisuyah | 2009-10-20 01:20 |

日本オープン

遼くんや 人ハザードで ダボたたく

謙虚な遼君が、6番ホールのバンカーショットで、ギャラリーのシャッター音に動揺し、ダブルボギー。
お客様は神様と、ギャラ利ーも池やバンカーと思えば、父リョーのような優秀な信用金庫バンカーになって稼げる教訓か。

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by tohisuyah | 2009-10-19 01:23 | 四季

怒発火点

天高く 怒髪天衝く ええじゃない

昨夜のNHKトップランナーは、ロックミュージシャン「怒髪天」時代の不条理を歌で風刺する。
慶応3年頃の「ええじゃないか音頭」や、明治時代の川上音二郎「オッペケペ節」等にあったように、いつの世も、大衆の数の力は、まとまれば、ヒッチコックの鳥のように、空を埋める。

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by tohisuyah | 2009-10-17 23:07 | 四季