盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah

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自空地帯

真ん中に 余白を残す 石畳
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by tohisuyah | 2009-11-28 19:46 | 四季

風味

柿の実を 捥ぐひともなき 空家かな

柿おえて 蜜柑もおえて 林檎狩り

寒風が 甘味をみがく 吊るし柿

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by tohisuyah | 2009-11-27 10:01 |

亀速正しく

ガタコトと 路面電車の 師走前

ジェットコースターのように、乗り物はスピードを競うが、どっこい日本の各地に、路面電車が生き残っている。冬の暮れ、窓ガラスを曇らせ帰路を運ぶ電車は、ちんちんに温かい。
チンチン電車に乗るひとは、先にゴールしたのは、兎ではなく亀だったことを忘れない。

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by tohisuyah | 2009-11-26 09:56 |

禁労

勤労を 感謝する日や いま一度

国を支える三本柱の一つ、勤労。
失業者が増えて、これが健全性を失うと、社会は修羅場と化す。
ワイドショーに出るのは、犯罪者か有名人と言うのがいたが、中庸で普く一般の、一番数の多い層に焦点を当てる政策つくりが、政治家の勤労であって、パフォーマンスショーは、少し違うような気がする。

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by tohisuyah | 2009-11-24 09:43 | 四季

明と冥

電飾は 冬の冥夜を 走りゆく

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by tohisuyah | 2009-11-22 19:43 |

日本人の忘れ物

湘南に 春を忘れし 青い鳥

日本人 歌を忘れた カナリヤか

         南無遍照金剛

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by tohisuyah | 2009-11-21 08:43 | 四季

かくれんぼ

ミシミシと 大地のきしみ 霜の月

霜や氷が融ければ形を失うように、記憶も時間が経てば形を忘れる。
探しても見つからなかったものが、忘れた頃に現われることもある。
その間、消えていたのか、それとも見えなかったのか?
さまざまな事象の見え隠れは、温度のせいかも知れない。

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by tohisuyah | 2009-11-19 23:56 |

バベルとバブルのパルプ

ジェット機が 雲量ゼロの 空を飛ぶ

冬とばり 蓬莱山に 雪を積む


雲は、恵みの雨のバルブ。
空をカラにしたり、たっぷりにしたり、シャワーや雪に変化して、命の源である水を降らす。
そのおかげで地上の動植物は、命を分かっている。

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by tohisuyah | 2009-11-17 22:29 | 四季

一滴

ザーザーと 競って落つる 甚雨なり

ほんとうに競争できる時期は短く、
雨に命があるとすれば、
ただ天から地まで落ちるまで。

いかなる競争も、
相手があっての出来事であるが、
本当の敵は時間であることを知らされる。

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by tohisuyah | 2009-11-14 10:28 | 四季

ベンチ

公園の 落ち葉たずねし 昼さがり

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by tohisuyah | 2009-11-13 13:14 |