盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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五厘ピック

冬五輪 金銀銅で 泣き笑い

真央ちゃんの涙の銀あれば、パシュート三羽烏の、金に近い笑顔の銀もある。
一厘は千分の一円。
千分の一尺とあるが、金銀銅も僅差の争い。
日常生活には、無縁の時間の流れとすれば、その空間に参加したことこそ、プラチナの輝きかな。

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by tohisuyah | 2010-02-28 23:12 | 四季

息吹き

残雪や 山と田んぼの だべちゃかな

雪解けの水と土の泥んこから、さまざまな生命の春がやってくる。
コンクリートやアスファルトは、人間以外の生命の息吹きに蓋をし、やがては、人の心さえ閉鎖しかねない。
肉と野菜のように、都市と田舎のバランスは欠かせない。

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by tohisuyah | 2010-02-28 23:01 | 四季

一本杉

如月や 容赦なく時は すぎ行く

時間は、アンダンテから始まって、アレグレット、やがては脱兎の如く去ってゆく。
三日月から満月に肥り、満月から三日月に欠けるように、加乗の時期を越すと、減除しか残らず、時間のしんがりは、さまざまであるが、難しい。

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by tohisuyah | 2010-02-23 22:52 |

The /you/ no/ may/

九曲の 谷間を舞うか 沢の鶴

白銀の世界。すべるスキーの風切るはやさのバンクーバー五輪。競うはスピード。冬五輪は死者やけが人を出すほどの危険な競技。
かたや、スピードとは、ほど遠いカーリングとやらは、遅くとも鈍くとも数ミリの差を楽しめる競技とて、鶴と亀かな。

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by tohisuyah | 2010-02-18 20:53 | 四季

時(と金)の人

冬五輪 賛否両論の 国母かな

メダルより 話題さらいし ファショなブル

雪上で 雪辱なるか バンクーバー

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by tohisuyah | 2010-02-18 20:51 |

五輪の書

バンクーバー スキップ踊りで 冬五輪

聖火ランナーが、オリンポスの火をつなぐ時、
腕を組んでスキップしながら輪を描く。
なんとも楽しい光景である。
祭りは寒さをもろともせず、人の心を熱くする。
クーベルタンも宮本武蔵も、×という勝ち負けを超えたところに、平和という○の輪を見たに相違ない。

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by tohisuyah | 2010-02-12 19:00 | 四季

百代の過客

遠雷が 静かに濡らす 冬の雨

全人類、乞いて生まれるわけでなく、物心ついたときには生まれており、また、いつ終るとも知らされず、年輪を重ねていく。
永遠という曖昧な問いに答える事もなく、模糊とした宇宙の果てを見ることもなく、旅は終わり、旅は始まる。

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by tohisuyah | 2010-02-11 12:53 | 四季

テッポウ

トラ河豚や 一枚二枚 毒の舞

寅年に、トラフグ食せば、忽ち福来る。
福は招くもので、
尋ねるものではないと、
芥川の芋粥や、漱石の倫敦塔、
メーテルリンクの青い鳥が物語る。
招き猫科の招き寅の大当たり。

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by tohisuyah | 2010-02-06 21:37 | 四季

晩青龍

まめまかれ 土俵の鬼も 去っていく

四国霊場八十八ヶ寺三十六番札所 青龍寺。
独鈷山 伊舎那院 波切り不動明王、
剣で波頭を切って鎮めるが、
角界の元寇 朝青龍は、
手刀空しく玄界灘に沈むか。

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by tohisuyah | 2010-02-05 20:44 | 四季

立春

雪解けの 搾りたてなり 新酒なり

青空に 血脈のばす 冬木立

桃色の 息吹き集めし 梓川

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by tohisuyah | 2010-02-04 14:01 |