盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah

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鳥瞰辺境空の底

天辺を 鳥が喰らうか 残り柿

将棋指しは、歩で一歩前進、香車で側面攻撃、中飛車で正面突破、そして、鳥の目で盤の立面を俯瞰する。

天辺を舞う鳥から見ると、地べたを徘徊する人間様も、盤上で戦いに明け暮れる駒にしかないの鴨。

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by tohisuyah | 2010-10-31 11:15 |

座禅

雨風や 磨けば光る 秋羅漢

風は火をよび、水は光を放つ。
真空値秒速30万キロの光陰、矢より速し。
万物は水を失い、光を放たなくなると消えていく。
急がずば、水は木になり火にもなる。


光る秋の無心。

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by tohisuyah | 2010-10-30 21:30 | 四季

玉造

焼入れの 火の玉海へ 秋たたら

多々良の浜は、元寇以来の古戦場。
タタラの山は砂鉄の山。
戦争と平和。
焼入れと焼きなましの繰り返しが、鋼を強くする。
鋼鉄は如何に造られたか?


なまくらものぐさ焼入れの秋。

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by tohisuyah | 2010-10-29 00:23 |

秋筒見

虹消えて 虫の音きえて 影法師

土師ダムに 紅葉落として 可愛川

静かなる 谷間をのぼる 野火けむり

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by tohisuyah | 2010-10-28 23:05 |

四書中庸

北風や 冬将軍が 戸をたたく

初雪や 寒気団の 斥候隊


格差激しい人間社会を模してか、美しい四季の国ジャポンも、夏かと思えば冬、冬かと思えば夏。

春秋の季節短く、劇団二季では文芸なし。

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by tohisuyah | 2010-10-27 21:06 |

鐘和讃

ブランコの 揺れる公園 秋深し

泣き虫や 又三郎の 風に乗れ

一陣の 風にそよぐや 吾亦紅

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by tohisuyah | 2010-10-26 08:16 |

偽空地帯

電磁波が ゆき交う空に おぼろ月

あらゆるものが、時間という乗物に乗って動いている。

時計を止めるように、時間を止めることが出来れば、こちらが動かずとも、向こう側がやってくる。

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by tohisuyah | 2010-10-24 21:41 | 四季

月光菩薩

満月や 霜降の日の 迎え月

さすがに霜降ともなれば、昼より夜長となり、
陽より陰が主役の季節。
郭が濃くなり、ユトリロやビュフェの絵のような
景色が姿をあらわす。


明暗というが、明に月あり、
暗に日ふたつ立つと書く。

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by tohisuyah | 2010-10-23 06:33 | 四季

雨露

奄美なる 大島紬 雨簾

雨美島 水引草の なみだ雨


恵みの雨も降り過ぎると災いとなる。

天の如露は何思うかと、象さんジョオロに聞く。

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by tohisuyah | 2010-10-22 09:05 | 四季

イーナトピア

寒天で 遠くをはかる 伊那の里

♪伊那は七谷勘太郎月夜 
この地にハピネスカンパニーあり。
基本的経営者の、基本的会社による、基本的人格者を育てる。


ゲマインシャフトが伊那の里に花さかり。
(伊那食品工業参照)

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by tohisuyah | 2010-10-20 16:17 | 四季