盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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沢庵月

満月や 月光菩薩に 煌々と

今年10番目の満月が、昨夜の月。
地方によっては、沢庵をコウコとかガッコと呼ぶが、沢庵の切り口のような月が、家路を急ぐ都会の小菩薩達を照らしていた。

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by tohisuyah | 2012-10-31 19:47 | 四季

今日は何の日

ハリケーン ニューヨークを 来襲

1938年10月30日PM8時15分。
オーソン・ウエールズのラジオドラマ、
火星人の来襲で全米大混乱。
この大混乱を起こしたラジオ媒体が、
ナチスのプロパガンダに利用される事になる。
嘘か真か?
朝ドラの愛(いとし)だけが知っている。

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by tohisuyah | 2012-10-30 22:11 |

大朝富士

台形の 寒曳山に 冬近し

富士山を六合目あたりで、すっぽり切ったような形の寒曳山。
最近は、冬将軍も派遣か?
暖冬に押されて肩身狭し。

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by tohisuyah | 2012-10-29 10:55 |

松阪の一夜

松阪の 秋はやさしい 深夜便

渥美半島は渡邊崋山の田原から、伊良湖・潮騒の神島を眺めながら、松阪まで伊勢湾を渡ったのは30年も昔の事だった。
ゲスト牧伸二さん78歳、小倉久寛さん57歳のラジオ深夜便、面白楽し。 

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by tohisuyah | 2012-10-27 14:55 |

日々即日

感慨に ふける間もなく 秋の風

「日々産業革命」ほどの便利さの追求は、人間を幸福に導くはずが、ガレー船の奴隷の漕ぎ手のごとく忙しくさせる。
そのスピードたるや、今年もあと67日。

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by tohisuyah | 2012-10-26 21:17 |

砧を打つ女

しころ打つ 砧の女 世田谷区

唐土に蘇武と云いし人。
胡国とやらんに捨て置かれしに、
故郷に留め置きし妻や子、
夜寒の寝覚を思いやり、
高楼に上って砧を打つ。
(謡曲)砧は世田谷区。

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by tohisuyah | 2012-10-25 10:50 | 四季

太陽の下のピエロ

秋の日を 包んで見せる ピエロの目

太陽という映写機が、光速で8分漆黒の先にある地球のスクリーンに、映像を照らし出す。
出会いが、向こうからやって来て、
微笑みをハンカチで包み、
やがて別れがきて、
涙を同じハンカチで拭う。
そんな堀口大学の世界。

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by tohisuyah | 2012-10-24 19:07 |

花時計

鶏頭の 花の上には 青い空

庭鳥も見なくなったが、鶏頭の花も珍しい。
時代が巡れば存在も巡る。
全ての存在は体内時計をもって生かされている。
美麗は短命であるからにして、朽ちていく時間を知らない。

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by tohisuyah | 2012-10-23 20:16 | 四季

春日八郎忌

シシ撃ちが 銃弾二発 轟かす

星々を オパールの如 鏤めて

終列車 赤いランプの 深夜便

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by tohisuyah | 2012-10-22 11:08 |

神囲い

秋風に ご幣ひらひら 家囲い

細縄で町内の家々を繋ぎ、
その縄目にご幣を挟んで家内安全。
家の鎖ともいえるご幣縄の長さはギネス並。
所変われば様変わり、
この因習は広島だけの県民ショーかも。

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by tohisuyah | 2012-10-19 20:39 |