盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah

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海垢離庵

静かなる 夏越の海の 足洗い

「今日で今年の上半期は終了」と「今日は、有史以来頂点の日」と、どっちを選ぶかで、分母が変わり、今日という分子が、砂粒だったり、小石にもなったりする。

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by tohisuyah | 2013-06-30 22:51 |

芙美子忌

千光寺 芙美子の町を 見下ろして

海が見えた 
海が見える 
五年ぶりに見る
尾道の海はなつかしい 
汽車が尾道の海に
さしかかると 
煤けた小さな町の屋根が
提灯のように拡がって来る 
赤い千光寺の塔が見える・・・
(林 芙美子 歿後62年)

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by tohisuyah | 2013-06-28 21:45 |

井戸端総会

夕立や 池に落つれば 蓮の雨

降る雨は一様であるが、
落ちた場所で姿は異なる。
天の摂理に逆らい、
我池引水ばかりでは空池多し。
サッカー王国ブラジルの国民さえも、
船を浮かべるほどの競技池を蹴って、
満濃池を要求している。

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by tohisuyah | 2013-06-27 21:33 |

分銅屋の煙突

佐賀関 煙突の海 鯵と鯖

佐賀関と言っても佐賀県でなく、
大分県は豊予海峡。
システィナ礼拝堂の天井画のような、日本一長い佐田岬の指差す先には、かつて日本一高い煙突が聳えていた。
昨日は、
大正5年からの役目を終えてのセレモニー。
その沖には、関鯖や関鯵の海。

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by tohisuyah | 2013-06-26 18:50 | 四季

皮の起源

枇杷の皮 薄くて強く 剥き易く

子供の頃、多円錐の地図で地球儀を作った。
枇杷の皮は、果球経度に沿って剥き易い。
おそらく、メルカトールもモルワイデもランベルトも、ご当地の果物を剥きながら図法を考案した事だろう。

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by tohisuyah | 2013-06-25 12:56 |

お伽の国

三保の松 霓裳羽衣の スーパームーン

今更イコモスに承認されなくとも、富士山と三保の松原は、天女が見惚れるほどの景勝地。
世阿弥の序破急の時代には、亀にのって竜宮城に行ったり、時速500キロの兎急羽衣なる月宮殿線があったに違いない。

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by tohisuyah | 2013-06-24 21:43 | 四季
夏至に雨 今年の富士は 蒸しそうな

いよいよ世界遺産富士山が、
今日の昼にも決定か?
昭和46年7月10日、重いキスリングザック背負って3776山頂に立ったのは42年前。
薄暮の下山中、下から登ってくる外国人二人。
パスポートを落としたとの事。
トボトボと探しながら引き返す二つの影は、
暫く下って振り向くと、
巨大な富士山の懐に消えていた。

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by tohisuyah | 2013-06-22 14:22 |

FRB議長バーナンキ

バー南紀 酔えば酔うほど 千鳥足

♪ここは串本向かいは大島~の潮岬とくれば、行ったり来たりの逆張り天一坊か、北浜千鳥。
ウワッパナレの黒潮に乗るや否や?
相場の琴は相場に聞くべし、浪裏の富士。

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by tohisuyah | 2013-06-21 09:27 | 四季

合気流

合歓の花 割れ紅に 水の玉

薄くれないの合歓の花に、水滴の王冠。
自然の営みは、
無為の流れに逆らわず合気する。
有為の奥山に雨降れば、命を宿す太陽穴。
綾取り組手は、自他をも活かす合気愛。

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by tohisuyah | 2013-06-20 22:26 |

円空仏

日輪の 観音様の 背に乗りて

我は見る 故に我あり 世界あり
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by tohisuyah | 2013-06-18 23:56 | 四季