盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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備後国分寺

天別ける 豊姫神社 秋祭り

天平の時代から中世にかけて、備後の要所だった福山市神辺町。
山城の神辺城址に登れば、眼下の山陽道を歴史の風が吹き抜ける。


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by tohisuyah | 2014-10-27 09:57 |

乱学事始

さつまいも 勝利の女神 降臨す

緒方洪庵(備中1810~1863)の蘭学塾は、
福沢諭吉(中津1835~1901)や
橋本左内(越前1834~1859)を輩出。
その緒方の先生は、宇田川玄真(伊勢1768~1834)、
その又先生は、大槻玄沢(仙台1757~1827)。
その又先生は、杉田玄白(江戸1733~1817)、
前野良沢(中津1723~1803)。
それら蘭学者の始祖が、
享保の大飢饉を薩摩芋で救った青木昆陽(江戸1698~1769)だった。
カープ解体新書を読み解いて、
果たして緒方孝市新監督(鳥栖)は、
中條かな子(広島)を優勝の女神とするや否や。

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by tohisuyah | 2014-10-14 23:46 | 四季

国師夢想

銀閣の 夢想の月や 東山

足利義満の金閣に対して義政の慈照寺銀閣。
名月を眺むるに世界一のシチュエーション。
現在も続く一揆一憂の、月をも食むか皆既月食。
赤銅色に変化する月を見て、10円玉の裏の平等院にまで思いを馳せる。
宇治の銅閣ともいえる平等院は、
既に平安の時代にあり。

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by tohisuyah | 2014-10-09 16:32 |

みどりの風

国会や うちわの風で うちわもめ

昨日の参院予算会。
松島みどり法相が地元の祭りでうちわを配布した事は、公選法違反であると野党が追求。
うちわは有価物か無価物かの不景気な話である。
事の是非は別として、最近の日本から失われたものの一つにサービスがあげられる。
過剰な利益供与はコンポラ違反であるが、ちょっとした気使いやお愛想は、所謂おもてなしの範疇である。
人間以外の動物は皆手ぶらであるが、挨拶や名詞代わりは、人間関係の潤滑油として口ほどの機能を果たしてきた。
あの荒船清十郎さんなら、「あれはうちわにしてうちわにあらず、暑いから風を送ったまで」と言ったかも知れない。

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by tohisuyah | 2014-10-09 07:10 | 四季

魚心坦懐

七輪で 秋刀魚を焼けば 猫来る

吾輩は猫である。
借りてきた猫である。
知っている事以外は何も知らない。
吾輩は魚である。
水を得た魚である。
知らない事以外は全てを知っている。
そのジンテーゼは、
魚こころあれば猫ころころ。

専門家か門外漢かのスタンスが、莫迦か賢者の分かれ目

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by tohisuyah | 2014-10-07 22:52 |

そうくさ(佐賀弁)

老い草の そばに若草 百日草

内村鑑三(1861~1930)に感銘を受けた人多し。
平時には上の空、有事に神呼ぶヨブ記かな。
今朝の「心の時代」約百記と書いてヨブ記。
単独の幸福、ヨブ最後の友は山犬だけとは?
もの言わぬ族、沈黙の存在に優る存在なし。
基督信徒ならずとも神は在る。

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by tohisuyah | 2014-10-06 10:42 |

紅葉狩り

紅葉狩り 芸備線乗って 三次まで

下紅葉 
夜の間の露や染めつらん
朝の原ハ
昨日より色深き紅を分け行く方の
山深み 
げにや谷川に風の懸けたる柵ハ
流れもやらぬもみじ葉を 
渡らば錦 中
絶えんと 
まず木の下に立ち寄りて
四方の梢を眺めて暫く休み給えや

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by tohisuyah | 2014-10-04 22:57 |

茸狩り

月夜にて 最期の晩餐 笑い茸

煌々とした月が昇り、赤松林の下には茸の群生。
松茸・椎茸・シメジ・平茸・榎茸・舞茸等、茸の舞踊りの中、猿の腰掛にもたれながら、月夜茸・天狗茸・笑い茸で〆るのが、最高で最期の晩餐のレシピかな。

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by tohisuyah | 2014-10-04 04:40 |

Mythos

ペガサスや 北極星に 進路取れ

人は原に生まれ、たとえ千里を駈けずとも地球というペガサスに乗って宇宙を翔けている。
蛇の頭髪を持ち、それを見たものを石に変える
メドゥサ。
ペルセウスに倒された胴体から天馬ペガサスが生まれる。
頭北面西で眺める秋の夜空には、
遥かなるゼウス。

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by tohisuyah | 2014-10-02 19:32 |

間戸

窓の内 景色消されし 窓の外

御嶽の山小屋に降る火山灰。
見る見る内に窓の景色が消され真っ黒の世界。
窓の景色がシャッターを下ろす瞬間は恐怖の時間。
君子でなくとも危うきに近寄らず。

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by tohisuyah | 2014-10-01 09:02 | 四季