盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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雪降れば雪

冬木立ち 枝葉末節 雪化粧

寒鰤や 海鳴りおこす 日本海

寒気団 怪しいものが 降りてくる

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# by tohisuyah | 2014-12-06 11:23 |

明るい未来

石橋を 叩いて渡る 名の木枯る

はやぶさ2が3億キロの宇宙の彼方へ打ち上げられる現在でも、地上では我田引水の戦国物語。
師走の寒空に衆院選の声駆ける。
投票日は12月14日と、選挙のお知らせハガキ届く。
きれいな選挙で明るい未来とある。
日本の未来は明るいか?
軽いか?

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# by tohisuyah | 2014-12-04 10:37 |

サルトルの弟子たち

マロニエの 根っこニョロニョロ 寄生獣

映画「寄生獣」は、サルトルの「嘔吐」を催す程よく出来ている。
マロニエの根っこの先にロカンタンの目。
人間の前足は鉄腕となり、その手は森を壊し、巨大な人間の巣窟を造り上げ、その口は肉食花のように、際限なく家畜を喰い漁る。
その行き着く先は人間同士の共食いか?
魯迅の「阿Q正伝」ごとくに口からジュエリーを、平らげた皿に吐く。
食卓の皿と血の字はよく似ている。

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# by tohisuyah | 2014-12-04 01:38 | 四季

仁義ある人生

春待たず  夜桜銀次  てっぽ玉

木枯らしが  獅子の伊達髪  攫うなり

今日公示  菅原文太に  一票

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# by tohisuyah | 2014-12-02 22:24 |

鳥取圏

鳥に取る  空に梯子の  残り柿
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# by tohisuyah | 2014-12-01 20:52 | 四季

相殺

円安く 小春日和に 油売り

円安で輸入製品が高騰する中、原油価格暴落の為、ガソリンや灯油価格は落ち着いている。
OPECの原油減産見送りは、油もあるが金もあるオイルマネーを、原油先物市場で売りヘッジしているからに違いない。
消費税を上げれば、消費が下がりデフレを喚起する矛盾にも似た桶屋の油売り。

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# by tohisuyah | 2014-11-29 00:38 | 四季

餅搗き

餅搗きや 昭和の音が
甦る

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# by tohisuyah | 2014-11-26 23:36 |
三島忌や バロックロココ 阿頼耶識

団塊にとって、芥川や太宰治がリアルタイムでないように、平成の若者は、三島由紀夫をリアルに知らない。
時間を経る事は、果たして遠くなる事か?
近づく事か?
全ては唯識唐草の中。
44年前のあの日は晴れ、今日は雨。

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# by tohisuyah | 2014-11-25 23:58 |

Fossa Magna

大地震 白馬神城 堀之内

午年に 白馬鳴動 善光寺

善光寺 弘化四年の 大地震

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# by tohisuyah | 2014-11-24 15:13 | 四季

ほのボーノ

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牡蠣食えば ほのボーノ てんこ盛り

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# by tohisuyah | 2014-11-24 15:05 |

高倉健

霜月に 仕上げ研鑽 ごろうじろ

高倉 健さん逝く(83歳)。
若い頃から知っている孤高の人が、また一人、この世を去った。
網走番外地を代表とする任侠ものから八甲田・黄色いハンカチ・南極物語・ポッポ屋など極寒のシチュエーションが多かった。
人生の粗削りから仕上げまで、その姿は修行僧のようにも思えた。
晩年の「あなたへ」は後輩のたけしや田中裕子に囲まれて、北陸の富山から生まれ故郷の九州ロケだった。
(合掌)

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# by tohisuyah | 2014-11-19 21:51 |

しまなみの隣

百年を 短く見せる 秋の風

富士山は登っても、隣の里山は眺めるだけの灯台下暗し。
ミシシッピが世界一だと習った筈が、アマゾンになったりナイルになったり、大河の長ささえ変幻自在。
人間長く生きれば、動かぬ山さえ動く事に気付かされる。
左端の峰が少し痩せたように見える。
人の命短し、風景は永し。

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# by tohisuyah | 2014-11-18 09:59 |

福王寺より可部の街並み

空澄みて 次第に寒く なりにけり

新米を 炊くくど釜に 湯気のぼる

スコッチを リュックに詰めてハイキング

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# by tohisuyah | 2014-11-15 22:15 |

鹿島槍ヶ岳(2899 米)

オキとトマ 鹿島の槍で 耳そうじ

日本百名山の鹿島槍ヶ岳は双耳峰。
南峰と北峰を吊り尾根が、
バランスよく支えている。
10月31日、日本銀行の追加金融緩和で
日経平均16413円の引け値。
為替112の円安。
アベノアーチェリー、
1億総中流時代のバランスを取り戻せるや否矢?

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# by tohisuyah | 2014-11-02 10:17 |

備後国分寺

天別ける 豊姫神社 秋祭り

天平の時代から中世にかけて、備後の要所だった福山市神辺町。
山城の神辺城址に登れば、眼下の山陽道を歴史の風が吹き抜ける。


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# by tohisuyah | 2014-10-27 09:57 |

乱学事始

さつまいも 勝利の女神 降臨す

緒方洪庵(備中1810~1863)の蘭学塾は、
福沢諭吉(中津1835~1901)や
橋本左内(越前1834~1859)を輩出。
その緒方の先生は、宇田川玄真(伊勢1768~1834)、
その又先生は、大槻玄沢(仙台1757~1827)。
その又先生は、杉田玄白(江戸1733~1817)、
前野良沢(中津1723~1803)。
それら蘭学者の始祖が、
享保の大飢饉を薩摩芋で救った青木昆陽(江戸1698~1769)だった。
カープ解体新書を読み解いて、
果たして緒方孝市新監督(鳥栖)は、
中條かな子(広島)を優勝の女神とするや否や。

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# by tohisuyah | 2014-10-14 23:46 | 四季

国師夢想

銀閣の 夢想の月や 東山

足利義満の金閣に対して義政の慈照寺銀閣。
名月を眺むるに世界一のシチュエーション。
現在も続く一揆一憂の、月をも食むか皆既月食。
赤銅色に変化する月を見て、10円玉の裏の平等院にまで思いを馳せる。
宇治の銅閣ともいえる平等院は、
既に平安の時代にあり。

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# by tohisuyah | 2014-10-09 16:32 |

みどりの風

国会や うちわの風で うちわもめ

昨日の参院予算会。
松島みどり法相が地元の祭りでうちわを配布した事は、公選法違反であると野党が追求。
うちわは有価物か無価物かの不景気な話である。
事の是非は別として、最近の日本から失われたものの一つにサービスがあげられる。
過剰な利益供与はコンポラ違反であるが、ちょっとした気使いやお愛想は、所謂おもてなしの範疇である。
人間以外の動物は皆手ぶらであるが、挨拶や名詞代わりは、人間関係の潤滑油として口ほどの機能を果たしてきた。
あの荒船清十郎さんなら、「あれはうちわにしてうちわにあらず、暑いから風を送ったまで」と言ったかも知れない。

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# by tohisuyah | 2014-10-09 07:10 | 四季

魚心坦懐

七輪で 秋刀魚を焼けば 猫来る

吾輩は猫である。
借りてきた猫である。
知っている事以外は何も知らない。
吾輩は魚である。
水を得た魚である。
知らない事以外は全てを知っている。
そのジンテーゼは、
魚こころあれば猫ころころ。

専門家か門外漢かのスタンスが、莫迦か賢者の分かれ目

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# by tohisuyah | 2014-10-07 22:52 |

そうくさ(佐賀弁)

老い草の そばに若草 百日草

内村鑑三(1861~1930)に感銘を受けた人多し。
平時には上の空、有事に神呼ぶヨブ記かな。
今朝の「心の時代」約百記と書いてヨブ記。
単独の幸福、ヨブ最後の友は山犬だけとは?
もの言わぬ族、沈黙の存在に優る存在なし。
基督信徒ならずとも神は在る。

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# by tohisuyah | 2014-10-06 10:42 |

紅葉狩り

紅葉狩り 芸備線乗って 三次まで

下紅葉 
夜の間の露や染めつらん
朝の原ハ
昨日より色深き紅を分け行く方の
山深み 
げにや谷川に風の懸けたる柵ハ
流れもやらぬもみじ葉を 
渡らば錦 中
絶えんと 
まず木の下に立ち寄りて
四方の梢を眺めて暫く休み給えや

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# by tohisuyah | 2014-10-04 22:57 |

茸狩り

月夜にて 最期の晩餐 笑い茸

煌々とした月が昇り、赤松林の下には茸の群生。
松茸・椎茸・シメジ・平茸・榎茸・舞茸等、茸の舞踊りの中、猿の腰掛にもたれながら、月夜茸・天狗茸・笑い茸で〆るのが、最高で最期の晩餐のレシピかな。

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# by tohisuyah | 2014-10-04 04:40 |

Mythos

ペガサスや 北極星に 進路取れ

人は原に生まれ、たとえ千里を駈けずとも地球というペガサスに乗って宇宙を翔けている。
蛇の頭髪を持ち、それを見たものを石に変える
メドゥサ。
ペルセウスに倒された胴体から天馬ペガサスが生まれる。
頭北面西で眺める秋の夜空には、
遥かなるゼウス。

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# by tohisuyah | 2014-10-02 19:32 |

間戸

窓の内 景色消されし 窓の外

御嶽の山小屋に降る火山灰。
見る見る内に窓の景色が消され真っ黒の世界。
窓の景色がシャッターを下ろす瞬間は恐怖の時間。
君子でなくとも危うきに近寄らず。

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# by tohisuyah | 2014-10-01 09:02 | 四季

無量義経十功徳品

秋場所や 千秋楽は 逸ノ城

♪千秋楽ハ民を撫で 
萬歳楽にハ命を延ぶ
相生乃松風颯々乃声ぞ楽しむ 
颯々の声ぞ楽しむ~

横綱 白鵬・日馬富士・鶴竜を脅かす
新入幕逸ノ城登場。
スワ日本人の逸材かと思いきや、
やはりモンゴル勢。

蒙古斑 成吉思汗は 判官か 
と思えば溜飲も下がるものかや、
われもモンゴロイド。

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# by tohisuyah | 2014-09-29 01:20 |

御嶽さん噴火

御嶽や 継母継子 摩利支天

二の池に 三日月映し 月の海

御嶽や 白馬乗鞍 火山帯

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# by tohisuyah | 2014-09-28 07:14 | 四季

豊饒の空

天高く 色なき風の 澄み渡る

過ぎ行く夏の熱気が、天に舞い上がり昇華されて、再び地上へと降り注ぐ。
色なき風が、野山を火色に染める秋の訪れ。
天高く馬肥ゆる午年の秋。

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# by tohisuyah | 2014-09-26 21:56 |

秋彼岸

彼岸にて 尾道漁港 此岸にて
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# by tohisuyah | 2014-09-24 22:28 |

秋分

鎌切りや アンリーファーブル 知らないか

動物の種類の4分の3以上が昆虫にも拘わらず、人は口にしないものに対して、殆ど未知との遭遇である。
大都会は自然から隔離された 人間動物園。
人間以外の生き物に於いて、「無知との遭遇」がやがて到来するかも知れない。

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# by tohisuyah | 2014-09-23 13:41 |

瑞穂の宇宙

朝ぼらけ  ミズホとカオス  風車
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# by tohisuyah | 2014-09-19 00:20 |