盲亀の浮木  序破急の如く


by tohisuyah
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墨田川

 春が来て お彼岸が来て 隅田川

♪春のうららの隅田川~は、伊勢物語の失意の在原業平(光源氏のモデル)の涙を流し、東京大空襲では、幾万もの戦死者の血を流した。
 戦争を知らない子供たちにとって、民放のテレビドラマ東京大空襲の言問橋は、「君の名は」の数寄屋橋を覆すほどのインパクトだった。

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# by tohisuyah | 2008-03-18 21:34 |

チャプチャプランラン

ぽたぽたと おつる音問い 雨すだれ

寝静まったシジマの中、水道管からぽたぽたと、その水紋が暗闇を拡がっていき、幼いころのあますだれにジャンプする。軒から白糸のようにおつる水滴は、硬い土をうがち砂を洗い出す。都会の喧騒の中には、存在しない風景である。
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# by tohisuyah | 2008-03-17 21:34 | 四季

カラオケ

人生を 残して歌う おはこかな

宴会では、存外、一番得意な歌を残して、2番、3番の得意な新曲から始めるひとが多い。
おはことは、十八番と書く。
人生も焦らず奢らず、練って練って18番勝負くらいに、よい味が出るのかも知れない。
(大川橋蔵の新吾十八番勝負 若い人には、分かりません)

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# by tohisuyah | 2008-03-16 21:31 | 四季

希望の星

天高く 円も高くて エンデバー

宇宙では、土井さんが「希望」を創造している。
下界は、円高ドル安、サブプライムローン問題で、てんやわんや。
円高なのに、何故石油が高止まりなのか、首をかしげてエンデバーの舞う天仰ぐ。
秋でもないのに・・。

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# by tohisuyah | 2008-03-15 21:27 | 四季

ノスタルジー

深夜便 ああなつかしや もどしたや

われら団塊世代も、既に未来より過去のほうが長いのかもしれない。
昭和は遠くになりにけりで、NHKラジオ深夜便から届く、昭和の歌声はなつかしい。
戻りたいではなく、残りのこれからを戻したい昭和人です。

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# by tohisuyah | 2008-03-14 21:20 | 四季

福沢諭吉

かびかけて 諭吉の札は 川の中

諭吉翁の母は、川に落とした銭袋を、それ以上の人夫賃を払ってひろいあげ、「人夫賃は私個人の損であるが、川に捨て置くのは国家の損失」と言ったそうな。
大阪は生野区の脱税59億円、ガレージに詰まれたダンボールの中の福沢諭吉はかびていたそうな。
洗心!!

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# by tohisuyah | 2008-03-13 21:19 | 四季

お水取り

お水取り 三人よれば 文殊さま

お水取りから、いよいよ春本番。
春という字は、ひだまりに三人と書く。
天気候を読んで、多くの智慧を出して、種蒔きを決めていく。
現在、多くの会社が三月決算。アメリカナイズされた企業や社会に、果たして文殊様が舞い降りる場所があるや否や。

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# by tohisuyah | 2008-03-12 21:18 |

砂時計

めくるめく 鳥取砂丘は 日本海

学生時代、北海道航路の日本海の沖合いから鳥取砂丘を見たことがあった。
日本海の砂を、まるでスコップで盛り上げたような、巨大な砂の山。あれから38年、砂丘から日本海を見つめる初老の目と若き日の我目が、時空を越えて交わる。
砂丘砂漠は、地球時間の砂時計かも。

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# by tohisuyah | 2008-03-11 21:11 | 四季

春霞 蒙古来襲 はるばると

春霞と思いきや、黄土の糞が車両を汚し、スギ花粉が鼻をくすぐる。
羽もないのに、風に乗って遥か彼方から飛んでくる。遥か昔の鎌倉の世に、蒙古来襲を撃退したしたのも、神風という風であった。

災いも幸運も、運んでくるのは、死者の彷徨、 風かも知れない。

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# by tohisuyah | 2008-03-10 07:23 |

日曜日

太陽を ひねもす浴びて 座サンデイ

クリスチャンが、日曜日には教会に行って神を確認するように、日曜には太陽を、月曜には月を、火曜は火を、水曜は水を、木曜は木を、金曜は金を、土曜は土を感じて、壮大な宇宙の営みからすると、人間の一生は、座点座標のごとく小さいが、考える葦の1日にしたい。
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# by tohisuyah | 2008-03-09 07:53 |

さらさらと 春の小川は いま何処

すみれやれんげの花咲く春の小川は、一体どこへ消えたのだろうか?
めだか、ゲンゴロウ、アメンボウたちは? 
春の小さな出演者を失って、寒い暖かいだけの春になってしまった。
ソウルはミョンドンの清渓川のように、蓋を開放する真の利器が活きた時、人も活きる。

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# by tohisuyah | 2008-03-08 11:19 |

メタボリック症候群

小雪舞う メタボは走る 死のふちを

小雪がちらほら舞う中を、もくもくと走っていく中年男性。
彼を走らすのは、メタボか糖尿か欧米化?
彼を後ろから追いかける死神の姿がちらほら。
死の恐怖が淡雪のように消えることを願いながらゲッタウエイ。

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# by tohisuyah | 2008-03-07 07:36 |

♪新しい朝

早朝の ラジオ体操 90まで

NHKラジオ体操AM6時半から10分間を、毎日の習慣にすることで、健康健全なエネルギーを得て、人生の苦渋を克服し、90歳をもピンピンで越えて、コロリといくまで、ラジオ体操が出来る、そんな希望の朝を続けたいものです。
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# by tohisuyah | 2008-03-06 07:43

啓蟄

啓蟄に ことしの父は 墓のなか

子供の頃、山川草木が目覚め、冬眠の虫たちが、ぼちぼち(墓地墓地)うごめいてくるんだよと、春を教えてくれた父も、今年の1月に85歳で他界してしまった。

いつかまた、姿をかえて目覚めることはあるのだろうか?

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# by tohisuyah | 2008-03-05 06:25 |

桃の節句

ひな祭り 倉庫の中で ねむり姫

5段飾りの、雛人形を部屋いっぱいに飾ったのは、いつのことだったろうか? 
娘も今年は24歳。

娘も人形も、王子様が現れるのを待ちながら・・。

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# by tohisuyah | 2008-03-04 07:10 |

サイパンからの手紙

嘘の花 玉砕の地を 知らずして

グアム・サイパンが、アメリカ領とも知らずして逮捕された、ロス疑惑の三浦容疑者。状況では、限りなく黒に近いにもかかわらず、証拠不十分で、無罪。

サイパンに眠る英霊は、今の日本に何思うやら。

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# by tohisuyah | 2008-03-03 08:58 |

天目

天目の 星も夕陽も 人もなし

満天の星も減り、真っ赤に染まった夕焼けも減り、人間を養う田園風景も減り、人も減る 少子化となっちまった。
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# by tohisuyah | 2008-03-02 11:25 |

呉軍港

水たっぷり 浮島ぽつり 呉軍港

呉にある、大和ミュージアムを出て、呉湾を眺めると、在りし日の戦艦大和の亡霊が、湾内の水を溢れさせ、まるで浮島のように存在している。
すべてが水から生じて、水にかえる繰り返し、それが地球をまわすエナジーかも知れない。

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# by tohisuyah | 2008-02-29 21:38 |

寒椿

寒椿 更地に咲いた さびしさよ

更地になると、以前は、なにが建っていたのか分別できない町中で、ぽつんと残された寒椿の樹が、赤い花を実につけて咲き誇っている様は、人は去り、時はめぐりの鎮魂花のようで、なんともさびしい。
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# by tohisuyah | 2008-02-09 05:58 |